スマホを開くたび、タイムラインに飛び込んでくる「いいね」やコメント。
友だちの投稿に反応しないと
「どうしたの?」とDMが届く。
息をつく間もなく通知が重なり、胸がざわつく夜を過ごしていないだろうか。
わたしも知っている。
心の距離が削られるほど、SNSが重労働になることを。
でも、小さな工夫で「自分だけの境界線」を作れる。
通知は「最小限だけ許可」に設定
すべての通知をオンにしていると、
あなたの心のキャパはすぐにオーバーする。
まずはグループのタグや重要なメンションだけ受け取るように設定を見直そう。
プライベートなDMは、あとでまとめてチェックするだけで十分。
フォロー/フォロワーを定期的に整理
「知り合いだから」とついフォローし続けると、
合わない投稿まで流れてくる。
月に一度、リストを見直して、
見ていて苦しくなる相手は一時的にミュート或いはフォローを外してみて。
SNS時間を決める
深夜や早朝にSNSを見ると、
脳がオフにならずに疲弊しやすい。
「起床後30分以内はスマホ禁止」
「就寝前1時間はSNSなし」など、
時間帯を限定して見るルールを自分に課す。
“いいね”は自分基準で
他人の反応を気にして「いいね」を押すと、
余計なプレッシャーが生まれる。
気持ちが動いたときだけ、無理なく押す。
義務感でリアクションするのはやめよう。
規則的にアプリを一時停止
週に一度、24時間だけSNSアプリをログアウトしてみる。
通知も来ない状態で過ごすと、
SNSに依存していた自分に気づき、本当に必要なときだけ戻る習慣がつく。
安心できる“リカバリーコンテンツ”を用意
心がザワついたとき、すぐにSNSではなく、
お気に入りの音楽プレイリストや短編小説アプリを開くクセをつける。
次にSNSを見たくなるまでの“バッファ”を自分で作っておく。
小さなお願い
まずはどれかひとつを試してみて。
自分だけの“心の境界線”が、少しずつあなたを守ってくれるはずだから。
あなたが、SNSに振り回されずにいられますように。